「〇〇さんって、本当にいい人だよね」
会社の飲み会。
ちょっといいな、って思ってた同期の彼に言われたその一言。
周りは「わかるー!」「優しいもんね!」なんて言って盛り上がってる。
ニコニコしながら「そんなことないよー」なんて返事したけど、
心の中は、豪雨。
いやいや、違うのよ。
私が欲しいのは、「いい人」っていう勲章じゃない。
…「好きな人」っていう、たった一つの椅子なのに。
気づけばいつも、相談役。
気づけばいつも、ただの友達。
気づけばいつも、恋愛対象の「圏外」。
30歳を過ぎて、周りはどんどん結婚していく。
SNSを開けば、幸せそうな写真ばっかり。
「私、このまま“いい人”として消費されて、一人で歳をとっていくのかな…」
もし、あなたが今、こんな風に息苦しさを感じているなら。
この記事は、あなたのためのものです。
何を隠そう、これは数年前まで「都合のいい人」の代表選手だった私の物語。
でも、あることに気づいて行動を変えただけで、
今では「君じゃなきゃダメなんだ」と言ってくれるパートナーと、穏やかな毎日を送っています。
大丈夫。
あなたも、必ず変われる。
もう、他人の人生の脇役を演じるのは、今日で終わりにしましょう。
なぜ?付き合ってないのに「いい人」止まり…その残酷すぎるワケ
本題に入る前に、ちょっとだけ、
耳の痛〜い話をさせてください。
なんで、あなたの優しさは報われないのか。
なんで、恋愛に発展しないのか。
結論から言うとね、
あなたが「いい人」だからじゃなくて、
「どうでもいい人」 になっちゃってるからなのよ。
( ゚д゚ )
…ごめんなさい。
言葉が強すぎましたよね。
でもね、これ、マジなの。
男性にとって「いい人」っていうのは、
「安心するけど、ドキドキはしない」
「一緒にいて楽だけど、いなくても困らない」
っていう意味なんです。
まさに、いてもいなくても同じ、空気みたいな存在。
そんな相手に、男性が時間やお金や情熱を注ぐと思いますか…?
答えは、NO。
じゃあ、どうすればいいの?
性格、悪くすればいいの?
いやいや、そうじゃない。
あなたが本来持っている魅力を、ちゃんと「異性」として見せるだけ。
そのための具体的なステップを、今から私の失敗談と一緒にお話ししていきますね。
私の黒歴史:全方位にいい顔して、惨めに散った29歳の冬
あれは忘れもしない、29歳の冬。
当時、私が好きだったのは、取引先のAさん。
爽やかで、仕事もできて、誰にでも優しい、まさに王子様みたいな人。
私は、彼に嫌われたくなくて、必死でした。
- 彼の好きなアーティストのCDを全部借りて聴き込む
- 彼が「疲れた」と言えば、栄養ドリンクをそっと差し入れ
- 彼の長〜い仕事の愚痴も、笑顔で何時間も聞く
自分を殺して、彼にとっての「完璧に都合のいい女」を演じてた。
でもある日、彼が私にこう言ったの。
「〇〇(私)って、本当にいい人だよね。実は今、気になってる子がいるんだけど、相談乗ってくれない?」
………。
絶句。
目の前が、真っ暗になりました。
私が積み上げてきた努力は、全部、彼と他の誰かをくっつけるための「ただの親切」だったんだって。
この日を境に、私は変わることを決意したんです。
「いい人」の仮面を脱ぎ捨てろ!彼を沼らせる4つの革命
ここからが本番。
あのどん底から這い上がった私が、実際に試して効果があったことだけを厳選しました。
全部やる必要はないの。できそうなものから、1つでいいから試してみて。
革命その1:断る勇気、という名の媚薬
まず最初にやったこと。
それは、「乗り気じゃない誘いを、断る」 こと。
「いい人」時代の私は、断るのが怖くて、全部「行く行く!」って答えてた。
でも、それじゃあなたの時間が安売りされてるだけ。
「ごめん、その日は別の予定があるんだ」
たったこれだけ。
ウソでもいい。ポイントは「あなたに合わせるだけじゃない、私には私の世界がある」ってことを、態度で示すことなの。
これをやり始めてから、不思議なことが起きました。
今まで私を雑に扱ってた人たちが、逆に「じゃあ、いつなら空いてる?」って聞いてくるようになったんです。
人間って、簡単に手に入らないものほど、追いかけたくなる生き物なのよ。
やってみよう! | NGアクション |
---|---|
「ごめん、先約があって…!」 | 「うーん、行けたら行くね…」(結局行く) |
「パスタが食べたいな♡」 | 「なんでもいいよー」(相手に丸投げ) |
「ちょっと自分の話、聞いてもらってもいい?」 | (ひたすら聞き役に徹する) |
あなたの「本音」こそが、最高の媚薬なのよ。
革命その2:「意外だね」は、恋の始まりの合図
「いい人」って、退屈なの。
だって、次に何をするか、何を言うか、全部予想できちゃうから。
だから、意識的に「ギャップ」を見せつけるんです。
いつもニコニコしてるあなたが、
仕事のプレゼンでは、誰よりも熱く、真剣な顔で語る。
いつも聞き役のあなたが、
好きな映画の話になったら、目をキラキラさせて熱弁する。
そんな瞬間、男性は「え、この子、こんな一面があったんだ…」って、
( ´゚д゚`)
ってなる。
この「( ´゚д゚`)」が、恋の始まりの合図。
私の場合は、いつもフワッとした服が多かったのを、ある日ライダースジャケットを着て行ったら、Aさんに「え、めっちゃ意外!でも、すごい似合ってる」って言われたのがキッカケでした。
BGMでいるのをやめて、メインボーカルになる勇気を持って。
革命その3:「もしかして…?」異性を意識させる魔法の質問
これが一番大事かもしれない。
友達から抜け出すには、「私はあなたを“特別”に見てますよ」っていうサインを送るしかないの。
でも、「好きです!」なんて、ハードル高いじゃんね?
だから、これを使ってみて。
「みんなで」じゃなくて、「二人で」会う口実を作って、
別れ際にこう聞くの。
「ねぇ、A君ってさ、彼女とか作らないの?」
これ、最強の質問です。
この質問には、
「(私は)あなたに興味がありますよ」
「(私なら)彼女の候補になれますか?」
っていう、好意の矢がビュンビュンに込められてる。
これを言われた男性は、100%あなたのことを意識し始めます。
「え、もしかして、俺のこと好きなの…?」って。
さぁ、これで友達ゾーンという名の安全地帯からは、強制脱出よ。
革命その4:最強の武器は「ごきげんな私」
色々言ってきたけど、結局はこれに尽きる。
彼がいなくても、私は幸せ。
このマインドを手に入れること。
つまり、揺るがない「自己肯定感」 を持つこと。
仕事でも、趣味でも、友達とのお茶でもなんでもいい。
恋愛以外の時間を充実させて、自分で自分をごきげんにしてあげるの。
他人の評価で一喜一憂するのをやめて、
「私、今日も頑張ったじゃん!」って、自分で自分を褒めてあげる。
そうやって内側から自信が溢れ出てる女性は、マジで、最強に魅力的。
必死に誰かを追いかけるより、何倍も人を惹きつけます。
よくある質問(FAQ)
- Q1: 本音を言って、嫌われたらどうすればいいですか?
- A1: それは、あなたの本音を受け入れられない程度の男だった、というだけのこと。そんな人と付き合っても、結局あなたが我慢し続けるだけ。むしろ、早い段階で分かってラッキーです!あなたの価値を分かってくれる人は、必ず他にいます。
- Q2: ギャップなんて、私にはありません…
- A2: ないんじゃなくて、見せてないだけ!インドア派だと思ってた子が実はアクティブだったり、しっかりしてそうな子が意外とドジだったり。なんでもOK。「完璧じゃない部分」こそ、最高のギャップになり得ます。
- Q3: 勇気が出ません。どうすれば一歩踏み出せますか?
- A3: 今のままずっと「いい人」でい続けて、5年後、10年後の自分を想像してみてください。周りが家族の話で盛り上がる中、一人で相槌を打っている自分を。…ゾッとしませんか?その「恐怖」を、一歩踏み出すためのガソリンにしちゃいましょう。
まとめ:運命の恋は、安全地帯の外にある
ここまで読んでくれたあなたは、もう昨日までのあなたじゃない。
どうすれば「いい人」を卒業できるか、その地図はもう手の中にあります。
もちろん、怖いよね。
断るのも、本音を言うのも、すごく勇気がいること。
でもね、考えてみて。
今のまま「安全地帯(フレンドゾーン)」に居続けても、あなたの望む未来は、1ミリも近づいてこないのよ。
人生の主人公は、他の誰でもない、あなた自身。
さぁ、勇気を出して。
まずは、乗り気じゃない誘いを、一度だけでいいから断ってみる。
そこから、あなたの新しい物語が始まるから。
安全地帯(フレンドゾーン)から一歩踏み出せ。そこにしか、あなたの運命は落ちていない。